小沢幹事長と創価学会接近説 参院選後に「民主-公明連立」?(J-CASTニュース)

 衆院総選挙で敗北し、すっかり影が薄くなった感のある公明党だが、政権与党でもある民主党との距離が接近しつつあるとの見方が相次いでいる。例えば公明党の山口那津男代表は鳩山首相に対して介護政策を提言し、首相はこれに同調。さらに、同党の支持母体である創価学会の秋谷栄之助前会長は、最近になって小沢一郎幹事長と会談したとの報道も相次いでいる。狙いは、どこにあるのか。

 ここ半月ほどで、両党の「歩み寄り」を思わせるエピソードが相次いでいる。

■小沢幹事長と創価学会秋谷前会長が会談?

 例えば公明党の山口代表は、2010年2月17日に行われた党首討論で、いわゆる「政治とカネ」の問題に関連し、鳩山首相に対して

  「公明党では、企業・団体献金の禁止を提案し、与野党での協議機関の設置も求めている。だが、まだ与党からは回答がない」

と問いかけると、

  「公明党が、大変望ましい案を作っている。民主党としても与野党協議機関の設置に賛成したい」

と同調。さらに、2月24日には、山口代表は官邸で鳩山首相と会談し、「新・介護公明ビジョン」と題した介護政策を提言。鳩山首相は長妻昭厚労相を呼び、提言を政策に反映できないか、検討するように指示した。

 さらに、両党の接近を印象づけたのが、小沢一郎幹事長と、公明党の支持母体である創価学会の秋谷栄之助前会長との会談報道だ。新聞各紙が関係者の話として報じたところによると、会談は2月26日夜、都内のホテルで行われたとされ、民主党の輿石東・参院議員会長も同席していたという。ただし、小沢氏自身は3月3日の会見で、会談について問われ

  「そのような事実はありません」

と否定している。

 小沢氏は、1994年に新生党や公明党が合流して結成された新進党の2代目の党首を務めており、創価学会は新進党の「集票マシーン」としての役割を果たしてもいる。このことから、小沢氏と秋谷氏は、この頃から親交があるとされる。

 新進党は、97年末に公明党出身者が離脱する形で解党しており、それ以来、小沢氏は創価学会に対して距離を置いていたという見方もある。それでも、小沢氏は98年にも創価学会本部を訪れて秋谷氏と会談しているし、小沢氏の民主党代表就任5日目の06年4月11日にも、両者の会談は行われている。元々「遠くない仲」だったとも言えそうだが、今回の会談では、両党の連携について話し合ったと見られており、さらに両者の距離が近くなったとの見方が有力だ。

■公明党は与党になりたい様子が露骨になっている?

 政治アナリストの伊藤惇夫さんも、両党の距離は確実に縮まっていると見る。

  「公明党は、ついこの間まで自民党と連立を組んでいましたので、いきなり手のひらを返すようなまねはしないでしょう。世論が受け入れません。ただ、基本的に両者の利害は一致していますので、『じょじょに』という可能性はあります。参院選で与党が過半数取れなかった場合、(公明党を)連立に引っ張り込む必要がでてきます、過半数を取った場合でも、(公明党が連立に加わった場合、民主党と政策面で齟齬が多い)社民党を切り捨てるということもできるようになります」

 さらに伊藤さんは、公明党が「与党志向」を強めつつあることを指摘している。

  「公明党は『与党になりたい』様子が、露骨になってきています。比例代表での擁立が決まっていた太田昭宏前代表の公認を取り消したことが、明確なサインでしょう。太田氏は、『反民主』の急先鋒だったわけですから」

 小沢氏は、3月3日の会見で公明党との関係について問われ、

  「国会運営についても選挙も協力はない。公明党は公明党の立場で判断する」

と否定しているが、両党の関係をめぐっては、今後も様々な憶測を呼ぶことになりそうだ。


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 鉄道の写真を撮ろうとする愛好家「撮り鉄」が線路に入り込み電車を止める騒動が相次いだ。それほど夢中になるファンの心理とは−−。新幹線500系のぞみの運転が今月で終わる東京駅を訪ねた。【坂巻士朗】

 ホームは26日正午過ぎ、カメラや携帯電話を構える約300人がひしめいていた。さくにカメラを据え付けている人もいる。「手すりから前に出ないで」「肩車はやめて」と、駅員が呼びかける。JR西日本が97年から運行する500系は、かつて営業運転で世界最速の時速300キロを出した。新大阪−博多間での「こだま」としての運転は続く。

 ◇ネットで写真公開

 高校、大学と鉄道研究部だった東京都渋谷区の筒井貴也さん(26)は、2台のカメラを持参していた。画像をiPod(アイポッド)に落として楽しんでいる。「500系は技術力とデザイン性を兼ね備えた新幹線。さよならを言いに来ました」

 インターネットの普及で、写真をネット上で公開し、撮影スポットや絞りの調整具合などを情報交換する愛好家が目立つ。いい写真を撮りたいという心理は強くなる一方だ。

 ◇「譲り合う声を初めて聞いた」

 この1週間で3回目の撮影となる文京区の介護職員、松室康子さん(24)。職場で「鉄子」と呼ばれ、写真は会員制交流サイト「ミクシィ」で公開している。08年11月に引退した新幹線0系を撮りに岡山まで出向いたこともあり、「動き出した途端、日常を置き去りにしてくれるような感覚になる新幹線が好き」という。「今日は『どうぞ』と譲り合う声を初めて聞いた。騒動があったからかな」

 「騒動」が起きたのは今月14日。JR関西線河内(かわち)堅上(かたかみ)駅(大阪府柏原市)近くで、臨時のお座敷列車「あすか」の写真を撮るために10人ほどが線路に侵入し、上下線19本が運休した。

 JR西日本は警察に被害届を出した。「鉄道ファンの立ち入りで被害を申告したケースは記憶にない」(同社広報部)。大阪府警は鉄道営業法違反容疑で実況見分、捜査を続けている。

 JR東海道線草津駅(滋賀県草津市)でも20日、「あすか」目当ての人が線路内に立ち入り、上下線5本が最大で10分遅れた。

 ◇「マナー守らない人がいる」

 「断固として立件すべきだ」とは、東京駅で500系を撮影していた千葉県白井市の会社員、金子典之さん(49)。「もう40年近く撮影しているが、デジタルカメラが普及したからか、最近は撮影する人が多く、マナーを守らない人もいる。運転士めがけフラッシュをたいたり、動いている車両に近付いたり」

 鉄道評論家、川島令三さんによると、筋金入りの鉄道愛好家は全国で5万人と推定されるという。「案内放送を録音したり、線路の配線図をつくったり。最も多いのは撮影を楽しむ人でしょう」

 毎月数百件の写真投稿がある月刊誌「鉄道ファン」。相次ぐ列車妨害を憂い、ホームページに注意を促すメッセージを載せた。今後は、撮影マナーの記事を企画している。川島さんは「ファンは『鉄道のことを最も知っているのは自分だ』と思い込みがち。何をしても許される、というように、気持ちを膨張させてしまったのかもしれない。現場で声を掛け合えば、トラブルは減らせるはずだ」と指摘する。

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